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睡眠不足がなぜ肌荒れにつながる?-医師が解説
〇睡眠不足と肌荒れの関係性とは?
睡眠不足が続いてしまうと自律神経系が乱れてしまい、肌の健康を維持することができなくなってしまいます。睡眠不足と肌荒れの関係性について解説をしていきますのでぜひご覧ください。
〇睡眠時間でホルモンの分泌量が変化します
人間の平均睡眠時間は6~7時間程度だと言われています。平均の睡眠時間を下回ってしまったとしても、ただ眠くなるだけだから問題ないと思われている方も多くいらっしゃるかと思います。睡眠時間が短くなってしまうと自律神経の乱れが生じ、特に「男性ホルモン」の過剰分泌となってしまいます。
男性ホルモンは、男性だけでなく女性にも含まれているホルモンですが、男性ホルモンが過剰に分泌されると、毛穴は角栓で詰まってニキビができやすくなったりと、肌トラブルが生じてしまうことがあります。
〇長く眠るだけでは肌荒れの改善には繋がらない?
寝不足や睡眠不足が原因で肌荒れが生じるなら睡眠時間を長く確保すればよいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに、適正な睡眠時間を確保することができれば、男性ホルモンの過剰分泌は抑えることができます。
ただ、睡眠時間を長く確保できたとしても、肌荒れを改善することはないと言われています。睡眠時間も大切ではありますが、一番は睡眠の質です。睡眠の質を保ちつつ、6~7時間程度の睡眠時間を確保することが一番よいです。
最近よく注目されている「睡眠時無呼吸症候群」という病気があります。睡眠時に呼吸が止まってしまうことで睡眠の質が下がり、様々な異常が生じてしまう病気です。睡眠時間はしっかりと確保していても肌トラブルが生じてしまっている方は睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えるようにしてください。
<※睡眠時無呼吸症候群ページのリンクを貼る>
〇しっかりと睡眠時間を確保しているけど肌荒れでお悩みの方へ
睡眠不足と肌荒れには深い関係がありますので、個人にあった睡眠時間を確保するようにしてください。睡眠時間は確保しているけども肌荒れが生じていたり、その他にも寝起きの頭痛、全身の倦怠感(疲れが取れない)などの症状を感じている方は睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられます。
以下のような項目に該当される方は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。一つでも該当される方はお気軽にご相談ください。
・寝不足が続き肌荒れが生じた
・寝不足が続き化粧ののりが悪くなった気がする
・睡眠時間をしっかりと確保しているけど熟睡間を感じない
・日中に強い眠気を感じることがよくある
・寝起きに頭痛を感じる
上記のような項目に該当される方は、一度ご自身の睡眠状態を確認するために簡易PSG検査(終夜ポリソムグラフィー検査)を受けていただくことを推奨しています。
〇PSG検査とは?
(無呼吸ページの簡易PSGの説明に変える)
PSG検査とは、脳波・眼球運動・心電図・筋電図・呼吸曲線・いびき・動脈血酸素飽和度などの生体活動を、就寝時に測定する検査となります。PSG検査を受けていただく際は、検査機器を装着した状態で、そのまま就寝していただくことになります。
PSG検査では、就寝時の脳波を測定することで睡眠の深さや睡眠段階(レム睡眠、ノンレム睡眠)の割合を正確に把握し、睡眠の質を客観的に評価することができます。
このPSG検査を受診していただき検査数値で異常がみられた際は保険診療でCPAP治療を受けていただけます。
〇CPAPとは?
睡眠時無呼吸症候群の治療でよくCPAPが用いられています。CPAPとは、「Continuous Positive Airway Pressure」の略であり、日本語では「経鼻的持続陽圧呼吸療法」といいます。
寝ている間に専用のマスクを装着していただき、外気を取り込み加圧した空気を鼻から送り込むことで、睡眠中の無呼吸を防いでくれますので睡眠の質向上に繋がります。
CPAPは『睡眠時無呼吸症候群』と診断され、かつ「PSG検査で1時間40回、精密検査で1時間20回以上の無呼吸・低呼吸を認める」場合に保険診療でCPAP治療を受けることができます。CPAP治療が保険適応となるケースを紹介いたします。
〇CPAP治療が保険適応となる流れについて
1.医師による診察
睡眠時無呼吸症候群は、いびき、睡眠時の無呼吸や低呼吸、寝起きの頭痛、日中の強い眠気、夜間にトイレで何度も目が覚める、不眠などの自覚症状を感じるようになります。睡眠時無呼吸症候群が疑われる方にはPSG検査の案内をしています。
2.スクリーニング検査(PSG検査)
睡眠中に無呼吸や低呼吸が生じてしまっている方は、PSG検査を受けていただくと睡眠時無呼吸症候群と診断される場合があります。AHIが40以上の場合は保険診療でCPAP治療が受けられます。
AHIが40未満の場合は、より詳細な検査が必要となりますので精密PSG検査を受けていただくことになります。精密PSG検査が必要となった場合は、連携医療機関にご紹介をさせていただきます。
3.CPAP治療
簡易PSG検査でAHIが40以上の場合、または精密PSG検査でAHIが20以上であった方は保険診療でCPAP治療が受けられます。精密PSG検査を受けてもAHIが20未満であった場合は経過観察や生活習慣の改善をするようにしてください。
〇肌荒れや寝不足がなかなか改善しないならご相談ください
肌荒れや寝不足をなかなか改善できずお悩みの方や、対策を諦めてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。この状態を放置してしまっていると睡眠の質が余計に低下してしまい、状況が悪化してしまいます。
当院では睡眠時無呼吸症候群の診察に力を入れています。些細なことでも構いませんのでお気軽にご相談してください。睡眠のことからサポートしていき、当院では美肌点滴も行っております。当院では扶桑をはじめとして大口・犬山・江南方面からも多くの患者様にご来院いただいております。







