VFD療法
VFD療法とは、自分の血液から採取した血小板由来成分を濃縮した製剤（VFD：Valuable Platelet-Derived Factor Concentrate Freeze Dry）を使った新しいアンチエイジング療法です。
血小板には「成長因子」と呼ばれる成分が含まれており、細胞を活性化する効果があります。これによりコラーゲン産生や毛細血管の新生を促進し、皮膚の再生力を効率的に高めて自然な肌の若返りが期待できます。さらに、フリーズドライにより6ヶ月間の保存が可能なため、ご都合の良いタイミングで注入できます。
血小板を利用した治療としては、PRP（Platelet-Rich Plasma）療法が代表的な療法でした。
PRPにも様々な成長因子が含まれていますが、VFDはPRPをさらに高濃度に凝縮させた製剤のため、PRPの2倍以上の濃度の成長因子を含んでいるので、VFD療法はPRP療法より効果やメリットが大いにあります。
このような方におすすめ
- しわ、クマたるみにお悩みの方
- ニキビ跡の改善を希望する方
- 傷跡の改善をしたい方
- 薄毛にお悩みの方
- ヒアルロン酸などの異物に違和感のある方
- 確実に効果を得たい方
- 効果を長持ちさせたい方
メリット・デメリット
- メリット
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- 患者さんご自身の血小板から抽出した成分を注入するので、アレルギー反応等のリスクが少ない。
- 注射による治療法なので、高齢の患者さんでも受けることが可能。
- デメリット
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- 患者さん自身の自己修復機能に依存するため、効果に個人差がある。
- 注射による一般的な副作用（痛み、赤み、腫れなど）が起こる可能性がある。
治療の流れ
完全予約制としているため、お電話・診察時にご相談ください。
お悩み、病歴等についておうかがいします。
自己血液を約50ml採取し、清浄度の高い再生医療センターで検査・加工します。
採血から約2〜3週間後、フリーズドライ化したVFD製剤が当クリニックに届きます。
フリーズドライのため、約6ヶ月間は当クリニックで保存が可能です。
再生医療センターで加工、フリーズドライ化したVFD製剤を気になる部位にピンポイントで注入していきます。
針を使用する施術のため、ダウンタイムは出やすいですが、傷をつけることで創傷治癒効果により肌質を改善することができます。
費用
初回培養時
診察料（初・再診料＋美容カウンセリング料）＋処置料（培養料）
投与時
診察料（初・再診料）＋処置料（VFD施術料：20,000円/1cc）
診察料（20分ごと）
| 初診料 | 2,500円 |
|---|---|
| 再診料 | 500円 |
| 美容カウンセリング料 | 1,500円 |
※当院に3ヶ月以上来院がない方は初診料をいただきます。
処置料
| 培養料 | 165,000円 （感染等で製造不可の場合：15,000円のみ徴収させていただきます。） |
|---|---|
| VFD施術料 | 20,000円/1cc当たり |
